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内と外

物心ついたころから、ぼんやりと「内(ウチ)と外(ソト)」を意識していた気がします。 私の世界はいつもこの2軸でできていて、内側には揺れたり、迷ったり、ヘンテコな私がいます。

外側には、静かで洗練された世界がある。 そのあいだでずっと揺れながら過ごしてきた気がします。

人と話すときは“サシ”がいい。 3人以上になると、相手も私も急に外向けの姿になってしまって、エネルギーばかり消耗して空虚になる。 一方で、一対一だと(ほぼ)どんな人とも楽しく過ごせる。その人の内側、ヘンテコを見ると愉しい。

でも集団のコミュニケーションでは、急に自分が浮いている気がする。 喜んでもらえるかとふざけたら、真剣に叱られてしまい、いじけて内側に戻ってくる——そんなこともよくありました。

ずっと、自分が好きなこと・得意なこと・社会にニーズがあること、その3つが重なる“天職”を追い求めてきました。 でもいつまでたっても、すっきり答えが出ない。

昔から「Himimiって○○だよね」と分析されるのも苦手でした。 今日の私と昨日や明日の私が同じとは限らない。 前にそう言ったからって、次も同じことを答えるとは限らない。 そんなとき、反骨精神がむくむくしてくる。

40歳を過ぎた今、この揺れこそが私の物語だと思っています。 「内と外」は答えではなく、私が世界を見る“癖”のようなもの。 癖は説明できない。でも確かに存在する。

天職が定まらないのも、分析がしっくりこないのも、この2軸が“動的”だから。 図解できないもの。完成しないもの。 私の人生のテーマは“未完”なんだと思います。

内と外という感覚は、きっと誰にでもある当たり前のもの。 でも私にとっては、世界をどう捉えるか、どう感じるかの尺度になっている。 当たり前で珍しくないけれど、ここから離れると調子が悪い——そんな感覚です。

このサイトをご覧いただくにあたり、最初に伝えたかったのは、このふわっとした感覚。 がさつで不器用なのに、ピンポイントで神経質だったりする。 そんな私の“内側”から、まずは始めたいと思っています。


プロフィール

都内で事務の仕事をしています。
内側の“へんてこ”(こだわり)と、外側の“好き”(気分をあげてくれるもの)を行き来しながら、
日々の気づきや、暮らしの小さな工夫を書いています。

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