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不器用さんこそおすすめ【肌断食】

「化粧品を使わず美肌になる!」本

元々肌は丈夫な方なのですが、大学入学後に張り切って海外の基礎化粧品を使ったり、下地やリキッドファンデーションに粉をはたいてみたりとしているうちに、毛穴や乾燥が気になるようになりました。

20代初めには姉妹の影響で無添加の基礎化粧品やコスメを買うように。
さらに20代後半の海外暮らしでオーガニックと出会い、身体によいもの自然なものへの憧れがますます募るようになりました。

そしてアラフォーで子供を産み、里帰りした実家の本棚で、お医者様の宇津木さんの肌断食の本を見てすっかり開眼!
やっぱり何もしなかった時の方がよっぽど肌きれいだったな(何よりも若かったのもあるケレド…)と、それから約4年ゆるく肌断食を続けています。

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目次

肌断食とは

宇津木式スキンケアとは

肌にはみずから潤う天然の保湿力が備わっており、この天然の保湿力を最大限守るために、化粧水や乳液といった基礎化粧品を全て断つのが、宇津木式スキンケア法です。

もちろんファンデーションやクレンジングも使用せず、基本はぬるま湯での洗顔のみを行います。

肌に塗っていいのは、口にできるものだけ

口から入ったものは胃腸で消化吸収された後、有害物質の多くは肝臓で解毒され、全身に移行することはほとんどないそうですが、皮膚の毛穴から吸収された化学物質はそのまま体内をめぐるため、食事以上に安全性を吟味する必要があります。

皮膚につけるものは、口に入れるもの以上に気を付ける必要があり、何も塗らないのが正解のようです。

乾燥が気になるところにのみ少量のワセリン

宇津木式では、乾燥や乾燥によって炎症が起き、かゆみやチクチクする痛みを感じる部分にのみ、ごく少量のワセリン(米粒半粒程度)を使うことを推奨しています。

ワセリンには界面活性剤が含まれず、他のオイルやクリームと違って皮膚にしみこんでいきにくく、空気に触れても酸化するまでに数年もかかるため(きわめて酸化しにくいため)、皮膚を刺激することなく、皮膚の中へ浸透しにくいそうです。

常在菌のはたらき

宇津木式スキンケアの本を読んでいて、私が感心したのは、皮膚にはさまざまな種類の常在菌がいて、そのおかげでカビや雑菌などから肌を守ることができていること。

というのも常在菌は、皮膚や汗を食べて酸を排泄していて、前述のカビや雑菌などはアルカリ性を好むため、常在菌によって弱酸性に保たれている皮膚には近づけず、中へ侵入できないそうです。

化粧品にはパラベンなどの強力な防腐剤が入っているため腐りません。

その化粧品を1日2回数種類をつけていると、つねに顔中を消毒しているようなもので、その影響で肌の健康を守る常在菌は減少し、感染症や肌荒れが起こりやすくなります。

化粧品をやめて常在菌を増やすことが大切です。

それから洗顔料だけではなく、ボディシャンプー、シャンプー、ハンドソープにも防腐剤は含まれているため、洗いすぎには気を付けた方がいいそうです。

体の汚れは全てぬるま湯で落ちるそうですよ!

理想の肌はしっとりではなく、さらさら

美容雑誌やテレビで見る美しい人の肌は艶々しっとり。

そのせいか、ついついしっとりが理想の肌質と思っていましたが、宇津木さんによると、皮膚の新陳代謝で大切なのは、古い細胞がスムーズに剥がれ落ち、それによって新しい細胞が生まれること。

そして剝がれ落ちるためには、肌の表面は多少とも乾燥していることが大切です。

化粧水やクリームなどをつけて肌の表面をベタベタにしていると古い角質細胞は肌にくっついたままはがれにくくなり、基底層でも新しい細胞が生まれにくくなるそう。

ですので、理想の肌はさらさらで、それを保つためにも何もつけないことが重要です。

肌に負担をかけないポイントメイクで素肌に「きちんと感」をプラスする

美肌を目指すならば、メイクを一切しないのが理想ですが、とはいえメイクによる華やかさも捨てがたいもの。

宇津木式では、ファンデーションに比べて面積が少なく負担を最小限に抑えられ、目元や口元にメイクをすると、素肌でもきちんとした印象を保てるため、クレンジング剤を使わずに落ちるポイントメイクを勧めています。

今はお湯で落ちるマスカラや石鹸で落とせるアイメイクもあるので、これは嬉しいポイントですね。

しかも宇津木さんによると、メイクが完全に落ちなくても肌に害はなく、色素が肌内部に浸透することもないそうで、2~3日以内には垢とともにはがれ落ちるため気にしなくていいそうです!

むしろごしごしこすって無理やり取ろうとする方が肌の負担になるそうです。

無理してまで完璧にお化粧を取らなくていいと思うと、不器用な私は気が楽になります!

私のゆるめの肌断食の暮らし

普段はノーファンデ・湯シャン

普段はお湯や石鹸で落ちるメイクを薄くして、お風呂の時にお湯でざっと洗うだけ。
小さい子供がいると、子供を洗うのに忙しくなかなか自分を丁寧に洗う余裕がありません。
その点ざっとお湯だけで、顔をはじめとして身体や髪まで洗うだけだと、不器用な私でも心に余裕をもってできます。そう、髪の毛も基本湯シャンです。

湯シャンについては、「【自然派ヘアケア】湯シャンの前はブラッシングを忘れずに!」でも書いたのですが、平日は基本湯シャンで、週末にゆっくり一人でお風呂に入る時間が多いタイミングを見計らって、シャンプーをしています。

乾燥しやすい癖毛の私は、外出する際にオイルを毛先に塗ることも多く、定期的にはシャンプーをして地肌を清潔にしたり、好きなシャンプーの香りで気分転換しています。

あくまで整髪料を塗っていないのが湯シャンの前提なので、オイルを塗ってもごく少量に、そして週末はシャンプーをするようにしています。

お風呂の中はもちろん、お風呂から出ても子供の体を拭いたりパジャマを着せたり髪を乾かしたりと、自分は半裸のままでやることが目白押し!
洗面所に戻って化粧品を塗ろうとするころには肌もすっかり乾燥していて、この上にとろみのある化粧水を塗っても意味があるのだろうかと、肌断食をする前は自問する日々でした。

ならばいっそのこと何もしなくても大丈夫な肌になる方が本質的な気がして、せっせと肌断食を続けています。

乾燥する時期(私の場合は花粉症と相まって春が最悪です)には粉を吹いて大変なことになってしまうので、その時期は白色ワセリンを薄く塗っています。

日焼け対策は、フェイスパウダーと日傘

宇津木さんによると、「紫外線はある程度必要」の様です。

ずぼらで、特に自宅では顔に何も塗らずに洗濯物を干したりしている私にとっては気持ちを軽くしてくれる言葉です。

紫外線はビタミンDをつくっていて、ビタミンDはカルシウムと共に骨を作るために必要な栄養素です。

紫外線にあまり当たらない生活をしていると、骨がもろくなるそうなので、あまり神経質にならずに日焼け対策をしています。

外出するときは、フェイスパウダーにミネラルファンデーションを重ねて、出来る限る日傘をさすようにしています。

肌断食のメリット

肌トラブルが減った

やはり肌の調子がよくなったことでしょうか。

20代の時の方が小さな吹き出物が定期的にあった気がするのですが、今はさらっとした肌質です。化粧水のCMのようなもちっとした艶のある質感は、化粧水・乳液・オイルといった基礎化粧品がないと実現しないと悟りました。いまだに憧れますが、自分らしいのは今のさらさらとした肌質かなと思います。

節約

基礎化粧品を買わなくなると美容にかける予算がぐっと減りました。

お金もそうなのですが、それに加えて時間の節約も感じています。

とにかく生活がますますシンプルになって心地がいいです。

肌だけではなく、生活自体がシンプルで楽ちんになって気持ちが良いのです。

肌断食のデメリット

肌断食が合う・合わないがあるのは事実だと思います。

お仕事によってはメイクをしっかりした方が良いこともあると思いますし、コスメにこだわりがある方も、好きなメイクを我慢してシンプルな肌断食をするのも大変かなと感じます。

好転反応はあるものの、あまり肌の調子が悪い場合は、ストイックな肌断食にこだわらず、取り入れやすい部分だけトライするのでも十分だと思います。

定期的にプロのサポートを受けています

普段はシンプルなケアをしていますが、その代わりに2~3ヶ月に一度は美容院やエステに行って、プロによるスペシャルケアを受けています。
肌も髪もいつも何もされていないので、びっくりするくらい栄養分を吸収しようとしている気がします。
非日常の空間で、丁寧にお手入れをしていただくというのが、何よりも幸せを感じます。

特に私のような不器用タイプは、苦手なことはどんどんプロにやってもらうのが最高です!

プロフィール

都内在住の会社員。
年下夫と高齢出産で産んだ娘との3人暮らし。
パリジェンヌとビバリーヒルズ青春白書が永遠の憧れ。
こだわり強めの、おすすめアイテムをご紹介します。

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