以前、手軽で美味しいだしポットをご紹介しました。
とは言え、お昼にさくっとおうどんを食べたい時や、何かの料理に少しだけ出汁が必要な時(だしポットを使うほどではない量)があるのも事実。
はたまたレシピ通りに料理を進めてきたけれど最後の味見の段階で、なんだかこくが足りない!(料理下手あるある)という時に慌てて対処したい時など。
そんな時に大活躍する、我が家の常備品をご紹介します。
マルシマ かつお・昆布入りだしの素とは?
小豆島にある、丸島醤油株式会社さんが作っているだしの素です。パッケージにも‛小豆島’と大きく書かれており、郷土愛を感じます♡
なんと1960年の販売から60年以上も続く人気商品なのです。
いろんなサイズがありますが、我が家では10g×50袋タイプをいつも買っています。
おすすめポイント
マクロビオティックの理念を実践しているメーカー
マルシマは、マクロビオティックの提唱者である桜沢如一(さくらざわゆきかず)の理念に感銘を受け、できる限り農薬や添加物を排除した製品づくりに努めているメーカーです。昭和35年には無添加醤油の製造に成功。その当時から今に至るまで、無添加商品を中心とした製造をされています。
このだしの素は自然派のお店に置いてあるのを、よく見かけます。レトロで可愛いパッケージに誘われ、つい手に取ったのが始まりでした。このイラストを見ると、素朴だけれど堅実なお仕事をされている感じがぷんぷんします。
良質の原料
このだしの素も、国産素材にこだわり、鹿児島県枕崎産かつお節・北海道産真昆布が使用されています。
風味が良く、味に深みが出ていますよ。
合成保存料・合成甘味料・合成着色料不使用
やはり気になる合成保存料等が、一切使用されていないのも嬉しいポイント。
さらに原材料の「アミノ酸等」は糖蜜及び澱粉を原料に、発酵法で作られたものを使用しています。
使いやすい量
1袋(10g)は、一人前のおうどんのだしにぴったり。お湯にこのだしの素を入れて、お好みで酒・醤油・みりんを加えると、もう立派なつゆが出来ています。後は常備している卵やネギを入れて、野菜のかき揚げなんかを冷凍していれば、さらに豪華なおうどんが出来ます。
また、もし使い切れずに残っても、冷蔵庫のポケットにいれて保管しています。開封後は吸湿しやすいため、できるだけ早めに使いましょう。とは言え私の場合、意外とこのだしが活躍する機会(=こくのないものを作ってしまうこと)は多いので、残っただしの素もあっという間になくなってしまいます。
これが出来るのも使い切りタイプであることと、さらに粉末だからですね。だしパックタイプですと、事前に中身を分けて別の袋に入れたりするのはなかなか面倒な気がします。
いざという時のだしの素があれば安心!
粉末タイプのこのだしの素も、出汁に対するハードルを下げてくれる名品。簡単に美味しい出汁が、あっという間に出来てしまいます。
料理が苦手で数々の黒歴史を持つ私。だいたい遠くで味がしている時は出汁が足りていないことが多いと最近分かりました。そんな時「何か足りないなー」と調味料をじゃぶじゃぶ入れていくと、コクのない濃い味のものが出来上がってしまいます。
でもさっとひとかけできるこのだしの素があれば、安心材料にもなります。(料理には常に緊張が伴います!!)
ぜひ、試してみてくださいね!