昔からパンツ(ズボンのことです)を直接下着の上に履くのが苦手な私。着るたびに洗う夏のリネンやコットンパンツなら全く問題ないのですが、1回履いただけでは洗わないパンツに、お尻まわりの肌が当たるのが苦手なのです。
特にお尻周りに汗をかくわけではないのですが(むしろ冷えている方)、なんとなく不衛生な気がして嫌なのです。
大抵の場合は、ストッキングやタイツを下に履くので問題ないのですが、デニムは真冬以外は、出来ればさらりと1枚で履きたい。
そこで活躍しているのが、ミニ丈のパンツ(キュロット、またはボクサーとも呼ばれます)。よっぽど薄手の素材の時以外は、パンツに響くこともないですし、冷え性には通年おなかやお尻まわりを守ってくれるありがたい存在。
Oscalito(オスカリート) について
Oscalito(オスカリート)は、1936年にイタリアのトリノで創業。以来、家族経営を続けていて、現在は第三世代のDarioがブランドのDNAを大切にしながらグローバルブランドとして経営の舵をとっています。
Oscalitoはまるで”第二の肌”の様な着心地が最大の特徴。身体に軽やかにフィットする伸縮性のある素材で出来ていて、ストレスのない快適な着心地は、一度知ってしまうと、デザイン重視でなんだか着ていると疲れる服を着ることが減り、気がついたら毎日Oscalitoを制服の様に着てしまうくらい。
また、自然素材にこだわり、イタリアブランドならではの繊細で美しい色使いや、おしゃれなデザインを楽しめるのも魅力です。
全ての工程をイタリア国内、さらにはできるだけトリノで完結するように心がけていて、地元のアーチザンのノウハウを活かしたモノづくりをしています。
またサステナビリティを意識した取り組みも、創業当初から行っていて、リサイクル可能で生物分解ができる自然素材のみを使用しているのもその一つです。
Oscalito(オスカリート)のボクサーショーツの魅力
私が愛用しているのは、シルク100%のボクサーショーツ。左から定番のブラック・スモークカラー(深みのあるグレー)・ビーバーカラー(グレーとブラウンの中間のようなニュアンスカラー)。
さすがイタリアの肌着ブランドらしく、優れた品質とおしゃれなデザインを楽しめます。
細やかなリブが入っているため、べたっと肌に当たっている感じがせず、夏でもさらりと着れます。そしてシルクの保温効果で冬は程よく温かい!縫い目のない筒編みですので、縫い目がちくちく肌に当たることもなく、お肌が弱い方にもおすすめです。高級アパレル商品で使用されるカレレースがふんだんに使用されていて、着るたびに高揚感が掻き立てられます。
やはりミニ丈(大きめブルマにレースがついているくらい)というのが使いやすいと感じます。こういうアイテムってひざ丈のものも多いのですが、あれだとよっぽどラインが響きづらい厚手のボトムスを履いていない限り、ひざ上にラインがでてしまってなんだか落ち着きません。
その点このオスカリートのボクサーショーツは、お値段は張るのですが、本当に長持ちします。最初はシャリシャリ感やハリ感を感じますが、お洗濯を何度もするうちに、柔らかい肌当たりへと変化していくのも愛着が持てます。丈夫過ぎて捨てるタイミングが分からずに3年近く使うこともザラです。
最初はお安くても、ワンシーズンでへたってしまうものだと、なんだか着るときも、そして脱いだ時も哀愁漂う股引みたいになりがち。その点オスカリートのアイテムは、年数を重ねると柔らかく、くたっとはなるものの、素材感やレースのおかげで悲しい感じにはなりません。
もちろん洗濯機でも洗えます。私はネットに入れてドライコースでお気に入りのアロマの香りのおしゃれ着洗剤で洗い、大事にお手入れをしています。
お手頃で機能的な化繊の下着も進化が目覚ましいとは思うものの、最初は少し高くても、丁寧で丈夫な作りで長持ちしたり、着心地やデザインが何年にも渡って着るたびに幸せな気分にさせてくれるアンダーウェアをまとうのはおススメです。こういう小さなことが幸せや自信につながる気がします。
ボクサーショーツはレアアイテム
私が愛してやまないオスカリートのボクサーですが、実はネットで買うのはなかなか難しいアイテム(紹介しておいてごめんなさい!)。
百貨店の肌着売り場のインポートコーナーやランジェリーショップの店頭で、お店の方にお聞きになるのをおすすめします。
まだオスカリートを試されたことがない方は、定番アイテムの1つであるレースタンクトップをおすすめします。こちらについてはまた別の記事でご紹介したいと思います!